九州大分の電気管理技術者の方から活用事例のメールをいただきました。
メールの趣旨は、この報告が他の電気管理事務所の方や企業様が取り組まれている、節電の参考になればと写真同封で届けていただいたものです。

メールを届けていただいた方は、大分で電気管理事務所を営んでおられる協会員の佐藤強様です。九州電力管内の方でODMS(オンラインデマンドモニタリングシステム)の活用事例、節電のご相談などがありましたら下記の連絡先に連絡されてはいかがでしょうか。

※2011/11/30現在、佐藤様は7台のODMSを設置しておられます。今後さらに設置は増える予定とのことです。

大分 佐藤様 佐藤様はすでに7台ODMSを設置済みです。

一般社団法人 九州電気管理技術者協会大分県支部会員
さとう電気管理事務所 佐藤強
〒872-1204 大分県豊後高田市上香々地1503-1
Tel/Fax  : 0978-54-3386
携帯電話 : 080-5241-5667
Eメール :tsnet@f.email.ne.jp

キャム九州

佐藤様は、大手カメラメーカーで長年省エネ活動を推進されてきた方です。省エネの機器を探されている中で、当社のホームページでODMSを見つけると省エネ活動の経験から、直感的に本当に役立つものと思われ、直ちに需要家の方とODMSの導入を検討されて発注に至ったとのことです。

ODMS設置 写真佐藤様提供
佐藤様のODMSとPLCを接続した写真

PLC接続はトランスの極性を合わせるだけでなく、分電盤に設置されているブレーカーと漏電ブレーカーのR相とT相を合わせなければなりません。R相、T相が全ての回路で合っていないと良好なLAN通信はできません。全ての回路の相が合っていればPLC機器の接続は非常に簡単です。AC100VのコンセントにPLC機器の電源プラグを接続して青いランプが点灯すれば接続完了です。
ただし、回路の相が合っていない場合は根気の要る作業になることもあります。

佐藤様のからのメールを下記に転載いたします。

九州電気管理技術者協会大分県支部の佐藤と申します。
PLC接続は初めてで、少してこずりました。送受信機が同じトランスの系統なら良いと思い込んでおりそのようにしましたが駄目で、同じ分電盤の系統にするように御社よりアドバイスを頂き無事開通できました、大変有難うございました。
使い始めて1週間しかなりませんが、素晴らしさに感謝・感動しております。
まだ4ヶ月しか使っていない株式会社キャム九州工場様のデマンド監視装置を御社のODMS-001へ更新させて頂きました。使用量をUSBメモリーでダウンロードしパソコンでグラフ化できるかなり良いものでしたが、節電してもリアルタイムに結果が見えず、結局は「楽しくない」ので続かないのでしょうか、みんなの省エネ活動への乗りが悪かったので悩んだ末、工場長と相談し、不安はありましたが「やってみてから考えろー」の生産革新の考えで、御社製品を初めて使わせて頂きました。
私はカメラ製造の会社を定年退職し、昨年の4月からこの仕事を始めた新米の管理技術者ですが、現役時代は生産革新の中で泥臭い省エネ(トヨタ生産方式では少エネ)活動に取り組んで来ました。高圧需要家の「電力の見える化」は、こうあるべきと、自分なりの考えをもっておりましたが、御社のこの製品はその考えと一致するもので、感動しております。
前職時は数百万円のデマンド監視装置を使っておりましたが、それより良いです。Wi-Fi接続の携帯端末を持っておれば、情報がどこにいても共有でき又、負荷遮断で監視装置との行来もしなくて済み、これは素晴らしい。価格的にも他社に比較して驚異的な低価格で実現している。スマートグリッド時代の先兵として、御社のますますの発展を期待しております。

事例
[1]有限会社サンユーテック様(茨城県)
[2]菱和電気計装(株)様(兵庫県)
[3]清水電気管理事務所様(石川県)
[4]さとう電気管理事務所様(大分県)
[5]チヨダエンジニアリング様(千葉県)
[6]株式会社友和