平成23年8月18日、有限会社サンユーテック石塚社長にODMS-001導入結果についてお話しを伺ってきました。

石塚社長 筆者撮影

当社では3年前から節電に取り組んでいました。

すでに電気代がずいぶん下がっていたのです。その上さらに15%の節電を達成するには「電気の見える化」しかないと思いました。

1973年創業 茨城県坂東市で、エレクトロニクスに関連する各種検査システム、冶工具の設計、製作を営む、有限会社サンユーテック 代表取締役 社長 石塚信弘氏

当社では3年前から本格的に節電に取り組み始めました。当社には電気に関連する技術者もいるので、エアコンのスイッチが一斉にはいらないようにする装置を独自に開発するなど、電気のピークを抑えて電気代を削減することには成功していました。ところが今年はそんな状況の中さらに15%の電力消費削減の要請があったのです。

当社は契約電力500kw以下の会社のため節電しなくても罰則はありません。それでも何とか節電に協力したいと考えたのですが、すでに相当節電活動を実施済みなので、さらに節電するとなると「デマンド監視」しかないと考えたのです。しかし、デマンド監視装置のことは前から知っていましたが、世の中のデマンド監視装置はずいぶん価格が高いのです。そんな時、ホームページで、御社、コミュニティーエネルギー研究所のODMS-001を見つけました。

導入して当社では正解でした。確実に節電の効果があがっています。当社では電力のしきい値をぎりぎりまで下げているので警報のメールが頻繁に届きます。(と、話す間もなく節電警報のメールが届く。)この装置(ODMS)は使い方しだいで節電に大変な大きな効果を発揮すると思います。それにコストパフォーマンスが抜群に良い。

この製品ODMSは出始めの製品だということもあり、初期出荷に伴う多少の問題はあるだろうと予測しながら導入に踏み切りました。当社でも、自社開発商品を、世に出していますが、初期段階では、予期せぬ問題が出やすいのは経験上、覚悟していました。しかしシステムの改善要望にも、すぐに対応して頂き大変満足しています。今後の要望として、過去の最大需要デマンドはもっと分るように「デマンド管理図」のところに表示してもらいたい。

「ところで、この装置は他にもいろいろと使い道がありそうですね。漏電監視はすでに予定しているようですが、用途はそれにとどまらないと思いますよ。」と石塚社長。たとえば、農家の温室の温度管理です。昨年の冬近所の農家が、ボイラーの故障で温室の野菜を駄目して一晩で100万円の損害を出してしまいました。この装置を使ってボイラーの状態や温度を監視するシステムも安価に構築可能ですね。ぜひそうしたことも検討してみてください、と。コミュニティーエネルギー研究所の今後に期待しています。

石塚社長、どうも有難うございました。

有限会社サンユーテック 茨城県坂東市みどり町4番47号
TEL 0297-35-2316
FAX 0297-35-5795

主な業務内容 
・エレクトロニクスに関連する各種検査システムの設計・製作ならびに各種フィクチャー設計・製作
・生産・製造に関わる、冶工具の設計・製作

主な取引先
キャノン電子株式会社 東芝ホームテクノ株式会社 トステム株式会社 ナイルス株式会社 日東電線株式会社 パイオニア株式会社 株式会社 LDF 株式会社 マリーナ電子 株式会社ライジングSUN 株式会社ライフスクウェア(順不同)

事例
[1]有限会社サンユーテック様(茨城県)
[2]菱和電気計装(株)様(兵庫県)
[3]清水電気管理事務所様(石川県)
[4]さとう電気管理事務所様(大分県)
[5]チヨダエンジニアリング様(千葉県)
[6]株式会社友和