太陽光発電監視システム

接点監視・停止管理

現地の状態を知り、必要な停止操作を遠隔から。

太陽光発電設備の異常信号を監視し、停止要求・停止解除・日時予約をWeb画面で管理するシステムです。現地の異常対応と、担当者による日々の運用を支援します。

現在、試験盤で検証を進めています。導入にあたっては、対象設備の信号仕様と運用方法を確認し、現地での接続・動作確認を行います。

画面例:状態と予約をひと目で確認

実際の画面構成をもとに、主要な表示を抜き出した説明用のイメージです。設備名・状態・時刻はすべて架空で、操作はできません。

太陽光 接点監視・停止管理説明用データ

1監視・制御装置

通信ゲートウェイ:稼働中

現地制御装置:制御動作を確認

最終確認:09:00(例)

2現在の状態

監視入力:正常

停止要求:保持中

入力が正常でも、停止要求を保持している場合があります。

3停止・停止解除の予約

例示日の予約・履歴(日本時間)

08:00 停止実行確認済み(例)
17:00 停止解除実行待ち(例)

予約は実行条件を満たした場合に実行します。受付と実行結果は区別して確認します。

画面構成の説明図です。実際の画面・利用できる操作は、設備設定や権限、更新状況によって異なります。
  1. 装置が動いているか。稼働表示と最終確認日時を見ます。緑の表示は発電中という意味ではありません。
  2. 入力と停止要求を分けて見る。異常信号が正常に戻っても、停止が保持される場合があります。
  3. 予定と結果を確かめる。予約日時に加え、実行済み・保留・未実行などの結果を履歴で確認します。

構成図:現地と遠隔をつなぐ仕組み

異常監視と接点制御は現地の装置が担当し、Web画面は状態の確認や操作・予約の入口になります。

発電所側:監視・制御と予約の実行

  1. 発電設備PCS・OVGRなど異常信号の出力/停止要求の受け取り
  2. 現地制御装置PLC・停止用接点回路異常の検知/停止要求・保持
  3. 通信ゲートウェイ現地制御装置とサーバーを接続予約の保存/時刻に応じた指令

通信ゲートウェイ ↔ サーバー
通信回線:状態・指令・結果をやり取り

遠隔側:確認・操作・通知

  1. サーバー状態・予約・履歴を管理設定に応じてメール通知
  2. 担当者のPC・スマートフォンWeb画面で状態を確認権限に応じて操作・予約
概念図です。発電設備と制御装置の間は異常入力・停止要求の接点信号、その他の矢印は情報・指令のやり取りを表します。配線図ではありません。

通信断時の役割分担:異常監視・停止保持は、現地制御装置と接点回路が正常に動作していれば継続します。保存済み予約の実行には、現地制御装置・通信ゲートウェイ・両者の通信と正しい時刻などが必要です。新しい遠隔操作や最新状態の確認にはサーバーまでの通信が必要です。

主な機能

異常信号の監視と停止要求

OVGR(地絡過電圧継電器)やPCS(パワーコンディショナ)の異常信号を接点入力で監視します。現地制御装置が異常を検知すると停止要求を出し、入力が正常に戻っただけでは停止を解除しません。

遠隔操作と、停止・解除のセット予約

権限のある担当者が、PCやスマートフォンから即時停止・停止解除を操作できます。停止日時と停止解除日時をセットで予約し、操作理由や依頼者、実行結果を履歴で確認できます。

状態表示・メール通知・履歴

接点の状態、監視・制御装置の稼働状況、最終確認日時を表示します。異常や操作結果、予約の保留・未実行、通信断・復旧などを、通知設定に応じてメールと履歴で確認できます。

異常後の再開は、担当者の確認を経て

異常が発生すると停止を保持し、停止解除予約を保留します。異常信号が正常に戻っても、自動では停止解除や予約再開を行いません。

1. 状況と経過を確認

担当者が異常・復旧の経過と現地の状態を確認します。

2. 予定時刻前に予約を再開

担当者が「復旧確認・予約再開」を操作します。この操作だけでは停止要求は解除されません。

3. 条件を満たしたときに予定解除

指定日時に実行条件を満たしていれば停止要求を解除します。再度の異常などで確認が必要になった場合は再保留し、再開されないまま予定時刻を迎えた場合は停止を保持します。

現地制御と通信、それぞれの役割

異常監視は現地で動作

現地制御装置と入力・停止接点回路が正常に稼働していれば、サーバーとの通信が途絶えても異常監視と停止保持を行います。

保存済み予約は条件を確認して実行

現地へ保存済みの予約は、現地制御装置と通信ゲートウェイ、両者の通信、正しい時刻などの条件が整っていれば、サーバー通信断中も実行できます。停電中に動作し続ける機能ではなく、実行期限を過ぎた予約を復旧後に自動実行することもありません。

遠隔からの確認には通信が必要

新しい遠隔操作や予約、最新状態の確認には通信が必要です。通信断中に保存された結果通知は、復旧後に遅れて届く場合があります。

対応設備と、確認できる範囲

手動出力制御を行うセントラルタイプや旧型分散型のPCSを主な想定対象としています。接点仕様・極性・配線と運用条件は機種ごとに確認します。停止要求の解除とは別に運転開始接点が必要な機種は、個別の対応検討が必要です。

接点の状態や指令結果は、実際の発電・停止状態を計測したものではありません。現在の確認は試験盤での接点動作・予約・通知を対象としており、実PCSとの接続による運転確認はこれから行います。

電流計測、発電量の把握、日中の発電量低下通知などは、別途計測機器・仕様・予算を確認する追加検討項目です。ここで紹介する接点監視・停止管理の標準機能としては扱っていません。

導入までの進め方

1. 設備と運用のヒアリング

PCSのメーカー・型式、監視したい異常信号、現在の停止方法、予約したい時間帯、現地の通信環境を伺います。

2. 接続方法と必要機能の確認

担当する電気管理技術者とともに、接点仕様や配線、停止・解除の条件、通知先、追加計測の要否を整理します。

3. 現地確認から運用へ

対象設備への接続と実際の停止・解除動作、通知・履歴を確認し、運用手順を整えます。対応可否や費用は設備条件に応じて個別にご相談ください。

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